第4回「子ども読書サミット」

はじめに青山中の鶴原さんが
ビブリオバトルを披露

 別府市教育委員会は、第4回「子ども読書サミット」を16日午後1時、市北部地区公民館で開催した。約60人が参加。
 子ども司書養成講座受講生や認定子ども司書が、これまでの活動を振り返り、本の楽しさを伝える技術を発表したり、本の紹介を自分の言葉で行うなどの活動を通して、参加者同士で交流し、学び合う機会をつくり読書活動実践のスキルアップを図るのが目的。
 はじめに、第9回「中学校ビブリオバトル大分県大会」で優良賞の鶴原愛佳さん(青山中1年)が「ラスト1行の四文字熟語」を紹介した。
 ビブリオバトルは、おすすめの本を紹介し、最も読みたくなった本を決める書評合戦。5分の制限時間ピッタリに、本の魅力について分かりやすく語った。
 引き続き、文筆家・ライターの小川こころさんが「ゼロから始める文章教室~読み手に伝わる、気持ちを動かす!」と題しててワークショップを行った。小川さんは「小学生の頃から本が大好きで、卒業までに学校の図書館の本を全部読みたいと思っていました」と自己紹介。まずは、自分で自分の「キャッチフレーズ」を考えた。「自分のことをちゃんと説明できる、自分を語れるのはすごいこと」とし、誰に、何を、どのように伝えるかの3つのステップでみんなで自分自身のキャッチフレーズを作った。伝えやすい文章のコツとして、「5W(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ)1H(どのように)」を使うと内容が伝わりやすいことを説明し、実際に「5W1H」を使って文章を作るなどした。