社会教育や地域教育力活性化事業

1年間の学習を終えて合同閉講式が行われた

 別府市教育委員会は、社会教育活動総合事業「子育て応援講座」、「湯のまち学びのカレッジ」、市地域教育力活性化事業家庭教育支援部会「みんなでべっぷ子育てLabo」の令和6年度合同閉講式を15日午後1時、市公会堂で開催した。
 子育て応援講座では、子どもの反抗期やインターネットと子どもの人権、料理教室、防災など8回を実施。湯のまち学びのカレッジでは、まちの魅力を知る、暮らしを豊かにする、地域の課題を解決するの3つのテーマで様々な内容の53講座を展開した。子育てLaboでは、子育てを通しての気づきや悩みを語り合い、解決に向けた取り組みや「あったらいいな」をカタチにできるように話し合っている。4つのグループに加え、「ふとうこうカフェ」も実施している。
 寺岡悌二教育長が「1年間、人と人をつないだり、地域を活性化するために様々な事業を展開しています。皆さんと共に、地域や家庭の課題を解決しながら、ふるさと別府をよく知って、愛して、市民一人ひとりが幸せを実感できるような町になればと思います」とあいさつ。
 来賓の岩田弘副市長は「忙しい中で集い、学びの場に参加していただいて、感謝します。別府市では、未来に向けた施策を重点的に取り組んでいます。すべての施策の目的は、市民の幸せのため、今後も持続可能な、夢や希望が持てるまちづくりをしていきます」と述べた。
 各講座の1年間の活動の様子を紹介したあと、映画「わたしのおかあさんー天使の詩ー」を上映した。音楽監督と主題歌を担当した、別府市出身の朱花さんのミニトークも行われた。