立命館ラグビー部が初の別府合宿

阿部副市長を訪れ、合宿の報告をする
立命館ラグビー部関係者

 京都の立命館大学体育会ラグビー部が、別府合宿を実相寺多目的グラウンドなどで20日まで行っており、18日午前11時、阿部万寿夫副市長を表敬訪問した。
 同部は、1929年に創部され、関西大学ラグビーリーグAリーグに所属。「双頭の鷲」をシンボルマークとし、関西大学リーグでは過去3回優勝経験がある。2024年度第96回リーグでは5位となり、首位奪還を誓う。大分県出身の選手も5人所属。
 小寺良太ヘッドコーチ、安川竜二ゼネラルマネージャー、百々遼副部長、島正輝主将、中村颯汰副主将、関口蒼依主務が市役所を訪れた。小寺ヘッドコーチは「練習場が人工芝の張替で使えず、合宿地を探していました。別府には立命館アジア太平洋大学もあるなどの縁で、初めて合宿をすることになりました。グラウンドもそうですが、隣接してハイパフォーマンスジムがあるのは、とても最適。優勝報告ができるように頑張りたい」と話した。
 阿部副市長は「2019年のラグビーW杯の際にグラウンドもジムも整備し、多くのチームが合宿に来てくれています。先週の土曜日には、別府ラグビースクールの子どもたちとの交流もあったと聞いています。これを機会に、毎年別府で合宿をしてもらいたい」と述べた。
 大分舞鶴高校出身の島主将(21)は「チームが新たに始まったばかりで、チームづくりに取り組んでいます。まだまだ足りない部分がある。別府合宿で絆を深め、リーグ優勝を目指します」と話した。