
選手たちがおにぎり作り
別府市は、市食生活改善推進員(ヘルスメイト)によるアスリート向け料理教室を17日午後5時、別府溝部学園高校の男子バスケットボール部を対象に行った。約30人が参加。
ヘルスメイトは、栄養バランスを考えた食事などを料理教室として行っているが、若者世代に向けて、学校に出向いて教室を行うのは、初めて。
ヘルスメイト7人が豚肉のスタミナ炒めや春雨の中華和え、生姜スープ、フルーツヨーグルトを作った。豚肉に多く含まれるビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変える時に使われるビタミンで、疲労回復に効果的と言われている。ニラやニンニクに含まれるアリシンは、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあるため、一緒にとるとスタミナアップにつながる。生姜は体を温める効果があるなど、栄養バランスを考えたメニューになった。
主食には、混ぜごばんおにぎりを作った。温かいご飯にチーズをちぎって混ぜ、かつお節を入れる。おにぎりは、選手が自らにぎった。工藤春枝ヘルスメイト会長が、栄養バランスや塩分などについて説明。栄養摂取を意識しながら、美味しく味わった。