
「BーP祭」を開催
公益財団法人日本ボーイスカウト大分県連盟(池邉清美理事長)は、創立75周年記念BーP祭を23日午前9時、別府市のビーコンプラザで開催した。
「BーP」は、ボーイスカウト運動の創始者であるベーデン・パウエル卿のこと。パウエル卿とオレーブ夫人は同じ2月22日生まれ。パウエル卿の誕生日を祝う行事が、22日前後に世界中で行われている。また、2月22日は「世界友情の日」とされ、心新たに創始の想いに触れる行事。
ボーイスカウトは、1907年に英国ではじまり、現在は世界の176の国と地域で、約5700万人が活動をしている。日本では、1922年に日本連盟が創設された。大分県連盟は、1949年6月に結成され、現在は県下9団で約400人が活動をしている。
第1部は式典があり、池邉理事長が「ボーイスカウトの活動は、世界につながっています。2月22日を中心に、世界中でBーP祭が行われています。楽しく、みんなでワイワイガヤガヤしてもらいたい」とあいさつ。パウエル卿の写真に池邉理事長ら代表者が献花。
引き続き、「きまり」を津久見第1団ビーバー隊の新名尊さんが、「さだめ」を大分第1団カブ隊の中野淳之介さんが、「おきて」を大分第9団ボーイ隊の熊本雅治さんが読み上げ、全員で唱和した。
第2部では、内田日出男事務局長が75年のあゆみを紹介。油屋熊八翁が活動を支援していたことなども話した。また、ボーイスカウトの歴史の中からクイズを出し、75周年記念ワッペンがプレゼントされた。
第3部は、別府市内の施設などを散策するなどの選択プログラムで親睦を図った。