別府商工会議所女性会が社協に寄付

別府市福祉まつりでの
収益でお米を寄贈

 別府商工会議所女性会(梅野雅子会長)は、「別府市福祉まつり」の収益で購入した玄米30㌔10袋を25日午前11時、市社会福祉協議会に寄付した。
 女性会は、地域の子どもたちを中心に、農業体験や食育を行いながら、農業の重要性を伝えるとともに、内成棚田の魅力を発信するなどの地域活動を行っている。昨年、初めて福祉まつりに出店し、収益を地域福祉のために活用してほしいと寄付。
 贈呈式には、梅野会長、島添信子、橋本久仁子、木村キヌヱ、安達ひとみ各副会長、志賀晴香理事らが出席。
 梅野会長が「これまで慈善パーティーなどをしてきましたが、コロナ禍で人を集めての食事会などが出来なくなったことから、福祉まつりでバザーをしてはどうかとの意見が出て、初めて参加しました。また、昨年は内成の棚田で田植えや草取り、稲刈りなどを体験し、よりお米の美味しさ、大切さを感じました。今回は内成のお米ではありませんが、有意義に使ってください」とあいさつ。
 釜堀秀樹市社協常務理事は「貴重なお米をいただき、ありがとうございます。物価高騰や米不足で子ども食堂などは購入に苦慮しています。また、1人親世帯への支援にも活用させていただきます」とお礼を述べた。