別府市議会令和7年第1回定例会開会

長野市長が上程した議案の提案理由を説明した

 令和7年第1回別府市議会定例会が28日午前10時、本会議場で開会した。会期を3月25日までの26日間とすることを決定。
 長野恭紘別府市長が、はじめに「昨年は市制施行100周年という記念すべき年を迎え、市民公募事業等の多彩なイベントが行われ、市民総参加で大変盛り上がりました。100年先を見据えた新たな一手が『新湯治・ウェルネス』の産業化です。研究・実践拠点施設を中心に、既存事業者の皆様と一体となって戦略的に取り組むことで、域内経済の好循環を生み出すことができると考えています。次の時代を支える産業基盤を築くことは、今を生きる私たちの使命と捉えていますので、全力で実現に向けて取り組みを進め、新しい時代を切り拓いていきたいと思います」とし、新図書館の完成や、「第3期別府市総合戦略」の策定によって戦略に掲げる市独自の取り組みを積極的に推進することで、「今住んでいる市民一人ひとりが幸福を感じ、希望をもって住み続けることができる持続可能でウェルビーイングな地域の実現を目指してまいります」などとした。
 引き続き、上程中の補正予算案や令和7年度当初予算案などについて提案理由を説明した。
 本会議は、休日や考案日で休会とし、5日に議案質疑、6日に当初予算案以外の議案について3つの常任委員会で審査を行い10日に委員長報告、表決などを行う。11日から13日までは、全議員による予算決算特別委員会が開かれ、14、18、19、21日に一般質問を実施、25日に閉会する。一般質問には17人が通告をしている。