
髙根さん(中央)、茶木さん(右から2人目)
別府市退職校長会(河野三教会長)は令和6年度表彰状授与式を2月25日午後3時、別府市立青山中学校で挙行した。
同会では、昭和55(1980)年から市内公立小・中学校の児童・生徒で、別府学を含む学芸、スポーツ、善行および児童・生徒会活動などで優秀な成績や顕著な活動のあった人や団体を顕彰している。
表彰を受けたのは、茶木琉聖さん(13)=2年=と、髙根唯花さん(15)=3年=の2人。
茶木さんは、今年度全国中学校体育大会飛び込み競技の男子高飛込および男子飛板飛込の2種目全国優勝している。また小学5年生でも授賞しており、より成績が向上している。
髙根さんは、第76回大分県中学校英語弁論大会優勝・県知事賞受賞、高円宮杯中学校英語弁論大会に出場しワールドファミリー賞受賞、今年度別府市英語弁論大会で優勝している。
同校校長室で御手洗茂副会長(会長代理)が「素晴らしい成績を修めた2人を退職校長会が表彰するために来ました。河野会長、私はここの校長をしていました。北村校長先生、こんな素晴らしい生徒を育てていただき、ありがとうございます」とあいさつ。
続いて、御手洗副会長が2人に表彰状を授与した。
北村俊雄校長が「2人の生徒は、真面目に努力を積み重ねてきて、その結果として立派な成績を修めました。今回の賞は、2人の励みになると思います」と謝辞を述べた。
髙根さんは「別府で1位を取り、大分県でも取れたのですが、やはり緊張して、静寂な空気の中で人前に立って英語でスピーチをすることは、どれだけやっても慣れなくて何回も自分の中で挑戦し、挑戦したことで東京で良い賞が取れたのでとても良かったです。これから高校、大学、社会に出ても英語はすごく大事だと思います。これからに繋げていきたいと思います」。
茶木さんは「3月8、9日にオーストラリアで試合があるので、そこでも金メダルを獲得できるように頑張りたいと思います。そして今回の全国大会優勝のように来年も2冠を達成するような目標をもって歩んでいきたいと思います。応援よろしくお願いします」とそれぞれ決意を述べた。
記念撮影し、閉式した。
その他の顕彰事業は、次のとおり。(敬称略、かっこ内は受賞理由)
▽別府西中学校(26日午後2時30分)=吉田さくら晴蘭(3年生、第74回社会を明るくする運動作文コンテスト法務大臣賞受賞)、梶山恵麻(2年生、第70回全日本中学校通信陸上競技大分大会1位、第62回大分県中学校総合体育大会1位、今年度九州中学校体育大会3位、第50回全日本中学校陸上競技選手権大会出場、いずれも女子4×100㍍リレー)、陸上部(九州中学校総合体育大会陸上競技女子団体総合優勝、大分県中学校総合体育大会陸上競技女子団体総合2位)。
▽朝日中学校(27日午後4時10分)=藤内菜穂(3年生、第49回全国「小さな新設」作文コンクール入選)、秦輝希(1年生)・髙橋朝陽・秦恭也・矢野瑛大(2年生)・高田恵人・辻博人(3年生、今年度大分県中学校総合体育大会陸上競技大会第1位大会新記録、今年度九州中学校陸上競技大会第2位、今年度大分県中学校新人大会第1位大会新記録、いずれも男子4×100㍍リレー)、加藤莉斗(1年生、今年度第43回大分県中学校新人水泳競技大会3種目1位)、水泳部(今年度大分県中学校総合体育大会水泳競技男子団体総合優勝(2年連続)、1年生(朝日地区が世界に誇る地獄をPRし、大分県の魅力度UPに貢献しよう!!のテーマで別府学に取り組む)
▽大平山小学校(3月5日午後2時)=関壱樹(6年生、社会を明るくする運動作文コンクール大分県最優秀賞受賞)、大平山少年野球部(高円宮杯第44回全日本学童軟式野球大分県大会優勝、同全国大会出場2回戦で惜敗、JA全農カップTOS小学生野球大分県チャンピオン大会出場)