明豊中学・高校・看護専攻科が卒業式

中学、高校、看護専攻科の代表者に
卒業証書が送られた

 令和6年度第24回明豊中学高等学校・第19回看護専攻科卒業式が1日午前9時50分、明豊中学・高校体育館で挙行された。中学52人、高校161人、看護専攻科27人の計240人が学び舎を巣立った。
 岩武茂代校長が各クラスの代表者に卒業証書を手渡して「卒業おめでとうございます。実に晴れやかで、希望と自信に満ち溢れ、充実した学校生活を送ることができた証だと思います。夢に向かって駆け抜けた日々は、これからも心の中に生き続け、人生に大きな実りをもたらしてくれるものと信じています。人生には様々な出会いがあります。人との出会いは、人生の宝。苦難との出会いも、自分を磨いてくれる宝です。夢に向かってたゆまぬ努力を続け、より大きく成長し、夢をつかむことを期待しています」と式辞。
 二宮滋夫学校法人別府大学理事長、寺岡悌二別府市教育長、小城崇宜PTA会長が祝辞を述べた。記念品として、図書館書架一式が贈られた。また、各種表彰が行われた。
 在校生を代表して、木村明政中学生徒会長、諸冨沙織高校生徒会長が送辞。卒業生を代表して、中学の繁松凛杏さんが「夢や目標はそれぞれ違っていましたが、切磋琢磨しながらかけがえのない時間を過ごすことができました」。高校の前岡誠一郎さんが「これから様々な苦難が待ち受けていて、明日の光が見ない夜もあるでしょう。しかし、我々は1人で戦っているわけではありません。当たり前の日常を享受できることに感謝をしながら、私たちの情熱で明日の風を吹かせましょう」。看護専攻科の酒井姫奈さんが「最後まで私たちらしく頑張ってこられたと思います。4月から看護師として社会に出ます。命を預かるという責任ある行動が求められます。自分の親を看てもらいたいと思ってもらえるような看護師になります」とそれぞれ答辞。式終了後、保護者を代表して、清宗一郎さんが謝辞を述べた。表彰者は明日掲載。