飛込男子の茶木琉聖選手

長野市長に国際大会出場を
報告した茶木選手(中央)

 オーストラリア・シドニーで8、9日に開催される「2025NSW(ニューサウスウェールズ)Age Championships」に出場する、大分ダイビングクラブの茶木琉聖選手(13)=青山中2年=が2月28日午後5時15分、長野恭紘別府市長に出場を報告した。
 茶木選手は、両親、兄ともに飛込競技の選手という環境に育ち、小学5年生の時に全国大会で優勝するなど、好成績を残してきた。昨年開催された「第64回全国中学校水泳競技大会」で、3㍍飛板飛込と高飛込で優勝するなど活躍し、ジュニア強化合宿にも参加。
 同大会は、日本水連盟がジュニアの国際大会での経験を増やそうと初めて参加するもので、国内から3人が出場する。茶木選手にとっても、初めての国際大会出場となる。
 報告会には、大分ダイビングクラブ代表で同大会にヘッドコーチとして参加する、茶木康寛さんが同席し経過を報告した。茶木選手は「初めての海外大会で、かなり緊張すると思いますが、自分の出せる演技を最大限出して、金メダルを狙っていきたい」と決意表明した。
 長野市長は、スポーツ振興奨励金を手渡して「心と体を鍛えてきた結果。金メダル目指して、準備万端で頑張ってきてほしい」と激励した。