
各委員会で審査が行われた
別府市議会は6日午前10時、令和7年第1回定例会の本会議を休会し、総務企画消防委員会(森山義治委員長)、観光建設水道委員会(穴井宏二委員長)、厚生環境教育委員会(安部一郎委員長)の3つの常任委員会を開き、上程中の当初予算案以外の議案を審査した。
厚生環境教育委員会では、市民課、共生社会実現・部落差別解消推進課、生活環境課、高齢者福祉課、ひと・くらし支援課、障害福祉課、子育て支援課、こども家庭課、健康推進課、保険年金課、教育政策課、学校教育課の補正予算案や条例改正案などについて審査した。
別府市男女共同参画センター内の「文化の湯」を廃止するための条例改正では、担当課から昨年12月、基準値を超えるレジオネラ属菌が出たため、一時休止にしているが、温度が40度ぐらいしかなく、現在はレジオネラ属菌の検出はないが、防止するためには60度ぐらいが必要で、設備費やその後の維持管理費が高額となるため、廃止とする旨の説明があった。
委員からは「トレーニング室も休止になっている。今後の利活用は」との質問があり、田辺裕市民福祉部長が「検討中」と答えた。また別の委員から「廃止するのはもったいない」との意見も出た。
各委員会の委員長報告は10日に行われる。