
別府商工会議所青年部は1日、別府市制100周年記念事業として別府公園で「未来へつなぐ別府百年灯/みんなで夜空へ飛ばそう750個のスカイランタン」(今日新聞社など後援)を開催した。
点灯式で三浦貴雅会長が「幸せを願い、未来への希望とするランタンを飛ばしましょう」、長野恭紘市長も「別府市制101周年に入り、節目を祝うスカイランタンのイベントに感謝します。世界の平和を祈り飛ばしましょう」、西謙二商工会議所会頭もあいさつした。
スカイランタンには、さまざまなメッセージが書き込まれた。明豊高校をこの日、卒業した明石渚さんは、東京の大学を受験するため「祈合格」。市立大平山小学校5年の松隈なのはさんは「学校でいいことがありますように」。
ビニール製のスカイランタンは、ヘリウムガスで浮き上る仕組み。オレンジ色のライトが光り、別府公園の空にフワリ、フワリと漂うと華やかな雰囲気につつまれた。
イベントはキッチンカーなど30店舗が出店し、ステージイベントもあり、大勢の人出。主催者は「5千人近くが集まってくれた」と話していた。