春季全国火災予防運動の一環で

市消防本位職員が市民にコンロを
使用する際の注意点などを呼びかけた

 「令和7年春季全国火災予防運動」(1日から7日)の一環で、別府市消防本部予防課職員、市防火委員会女性防火クラブ員、別府市消防団女性分団員の22人は6、7日午後1時30分から、市内の70歳以上の高齢者20世帯を防火訪問した。
 市内在住の一人暮らし高齢者宅からの出火防止と住宅火災による死傷者をなくすことが目的。
 診断項目は①住宅用火災警報器の維持管理②台所のコンロ周辺に燃えやすいものはないか③暖房器具の取り扱いについて④仏壇に灯明や線香をあげるか⑤避難経路の確認――など。
 6日は、市消防本部予防課職員と女性防火クラブ員が防火訪問し、コンロやストーブなどの暖房器具周辺が片づけられているかを確認し、住宅用火災警報器の設置場所を質問されたので予防課職員が丁寧に応えていた。
 80歳代女性は「寝る前に必ず炊事場に行き、コンロなどの確認をしてます。仏壇も朝、線香をあげたらすぐにロウソクの火を消して、夜は点けずにお参りしてます。日ごろから十分に気をつけています」と話した。
 7日は、市消防本部予防課員と女性分団員の計12人が12世帯の防火訪問した。