県食材の「ゆずマヨつくねおにぎり」

「次世代応援!地産地消商品開発コンテスト」
(おにぎり部門)で最優秀賞を受賞したアイデアを
元にして商品化された「ゆずマヨつくねおにぎり」
ローソン別府駅前店でPR活動した
別府大学短期大学部食物栄養科2年生4人

 別府大学短期大学部食物栄養科2年生の安東翔さん、岡本宙良さん、椛田茉奈さん、松並実香さんの4人は4日午後4時30分、ローソン別府駅前店で大分県食材を使った「ゆずマヨつくねおにぎり」の商品化に伴うPR活動を行った。
 同おにぎりは、大分県と(株)ローソンが主催する「第12回次世代応援!地産地消商品開発コンテスト」(おにぎり部門)で最優秀賞を受賞した同科2年生のアイデアを元に商品化したもの。九州を中心に約1400店舗で1カ月間販売される。
 内容は、大判のつくねに大分県産のニラとマヨネーズを合わせたもの。つくねのたれとマヨネーズに大分県産の柚子胡椒を混ぜ込み爽やかに仕立てている。
 雨が降る中だったが、同店の入口にテントを張り、通行人や来店者に「おにぎり」をPR。足を止めた通行人や来店者は、学生から説明を受けると興味が湧いたのか手に取り、店内で購入していた。また店内のおにぎりコーナーでも販売した。
 椛田さんは「お客さまに手に取ってもらえるように、誰でも知っている食材を使って地産地消ができるか、そして力の源になるかを考えました。大分県には『柚子胡椒』があるので、それをマヨネーズと混ぜてみようと思いました」
 「商品化されたことは、ローソンに感謝しています。ゼミのみんなと協力してできたもので、最優秀賞と言われたときはみんなで感動しました。このおにぎりを食べて、勉強や仕事のための力の源になり『大分県にはこんな美味しいものがある』と知らせたい」と笑顔で話していた。