大分県警察は7日、定期人事異動を内示した。4月1日付け(3月16日及び31日付を含む)で発令する。
退職者などを除く異動総数は862人で、前年より79人多い。内訳は警視正5人、警視69人、警部119人、警部補150人、巡査部長195人、巡査199人、一般職員125人。
組織改編の概要は▽警戒の空白を生じさせないための体制強化=サイバー空間における対処能力の強化を図るため、生活安全部サイバー犯罪対策課の体制を強化。匿名・流動型犯罪グループに対する戦略的な取締りや、特殊詐欺に係る広域的な捜査連携の強化を図るため、刑事部組織犯罪対策課の体制を強化。警備情報収集体制を強化するため、警備部警備企画課及び外事課の体制を強化▽施設装備課の会計課への統合=警察の施設や警察装備などの予算事務を効率化するため、施設装備課を会計課に統合し、会計課内に警察装備室を新設▽その他組織改編=地域の犯罪情勢に即した効果的な犯罪防止対策を推進するため、生活安全部生活安全企画課安全・安心まちづくり推進室の体制を強化。大分東・大分南警察署の生活安全・刑事部門の業務管理を強化するため、両署に刑事官を配置―としている。
県警察本部幹部の異動名簿は、次のとおり。幹部以外の別府署、杵築日出署の異動名簿は後日、掲載する。(敬称略、カッコ内は旧職)
【警視正】▽刑事部長(警備部長)福岡弘毅▽生活安全部長(警務部参事官兼首席監察官)三浦一男▽大分中央警察署長(生活安全部長)萩尾伸司
【警視正昇任】▽警備部長(警務部総括参事官兼警務課長)古長祐二▽警務部参事官兼首席監察官(生活安全部総括参事官兼刑事部総括参事官=人身安全総合対策担当=兼生活安全部生活安全企画課長)河野直也