市内2社を別府署で表彰

銀賞を受賞した(前列左から)
明大工業(株)、(株)鶴見運送

 優秀安全運転事業所表彰で明大工業(株)と(株)鶴見運送が銀賞に選ばれて6日午前11時、別府警察署で表彰式が行われた。後藤和樹大分県警本部交通部長、芦刈宗治自動車安全運転センター大分県事務所長の連名。
 優秀安全運転事業所表彰とは、事業所ぐるみで運転記録証明書を活用し、事故率、違反率の度合いに応じて銅賞、銀賞、金賞、プラチナ賞が決まる。大分県内は銅賞7事業所、銀賞9事業所、金賞10事業所、プラチナ賞15事業所の計41事業所が受賞した。
 染矢憲康別府警察署長、芦刈自動車安全運転センター大分県事務所長、明大工業(株)の吉田修一代表取締役調査部長、(株)鶴見運送の山尾匡宏運輸部長が出席した。
 表彰状を手渡した染矢署長が「日ごろからの継続的な努力は難しいですが、企業努力によって安全運転に寄与していることに対して深く感謝しております。今後とも、長らく続けて安全運転管理をよろしくお願いします」とあいさつ。
 最後に出席者全員で記念撮影をした。
 吉田・明大工業(株)代表取締役調査部長は「毎月1回、国道10号に立ち、交通安全を呼びかけています。社員も毎月、目標を決めて交通事故に気をつけています。メールなどで、各社員に気象条件などから考えた事故防止について送付しています。昨年は金賞でしたので、来年はプラチナ賞をめざして頑張ります」。
 山尾(株)鶴見運送運輸部長は「毎月、安全マネジメントとしてチームを作って活動しています。月1回、チームリーダーが会議を行い、どうしたら事故が減るか、事故を起こさないようにするためにはどうしたらいいかを話し合っています。ドライバーには、車間距離、交差点での歩行者や二輪車の巻き込み防止確認をしています。4㌧車以上の車には、交差点などの状況が確認できるカメラが付いています。左ウインカーを点けたら、角度が変わりカメラでも確認できるようにしています。高速道路でも車線変更する際は、十分な車間距離を取るようにしています」とそれぞれ話した。