
別府市内の14小学校で17日、卒業式が挙行され、819人が学び舎を巣立った。
市立亀川小学校(志賀貴代美校長)では、第116回卒業証書授与式が同校体育館で行われ、2クラス80人が出席した。
保護者らの大きな拍手が響く中、児童が入場。国歌斉唱後の授与式では、阿南唯衣さんをはじめ一人ひとりの名前が呼ばれる中、志賀校長が卒業証書を渡した。
志賀校長が「家族をはじめ多くの人たちに支えられたことに、感謝の気持ちを忘れないでください。6年生の一年間、『パワーアップ』を合い言葉に最高学年として、皆さんがしっかりと支えてくれました。アメリカ大リーグの大谷翔平選手の言葉を送ります。『苦しいときこそ、自分の成長のチャンスである』。困難に直面したとき、その瞬間こそが自分を成長させる絶好の機会であることを教えてくれています。ピンチはチャンスと思い、夢の実現に向けて挑戦し続けてください」と式辞を述べた。
来賓の加藤信康市議会議長、谷口和美市議、梅木政喜市自治委員会亀川地区支部長らを代表して、狩野賢治PTA会長が祝辞を述べ、卒業生を代表して金戸美咲樹さんが卒業記念品(テントフレーム一式)の目録を志賀校長に手渡した。
最後に、学び舎を後にする80人が別れの言葉を述べ、校歌を斉唱した。
卒業生が大きな拍手で体育館から退場。保護者は、デジカメやビデオ、スマホで我が子の晴れ姿を納めていた。