
NPO法人自立支援センターおおいたは「盲導犬啓発イベント『盲導犬を知ろう!』街頭啓発活動」を15日午前11時、JR別府駅東口と西口で実施し、約40人が参加した。大分県アイサポート委員会共催。
盲導犬について理解を深めてもらうことが目的。
神田憲治事務局長が「盲導犬は、耳・目・手足に障がいのある方をサポートしてくれます。補助犬は、耳や目、手足に障がいのある方が社会参加するための大切な仲間です」とあいさつ。
集まったボランティアが、パンフレットと絆創膏の約600セットを配布した。配布する際、神田事務局長やボランティアが「色んな施設を利用する際、補助犬と同伴では入店を断られるケースがあり、今回、補助犬に関して理解していただきたくパンフレットの配布を行っています。補助犬は、特別な訓練を受けており、社会的マナーを守り、迷惑をかけることはありません。衛生面に関してもブラッシングやシャンプーを行い、常に清潔を保つようにしており、予防接種や検診も随時受けています」と呼びかけた。
パンフレットには▽盲導犬を連れた人には声をかけてはいけない?▽盲導犬はどのようなことができるのか?▽盲導犬ユーザーはどのように歩いているのか?▽どのような時に困ることがあるのか?―などが掲載されている。
終了後、釘宮好美県アイサポート委員会代表が盲導犬と一緒に「盲導犬は頭数が少なくなっている関係で、入店拒否などかなり増えてきています。身近にいないので理解されにくい存在になっているので、今回の活動ができることは本当にありがたい。お配りしたパンフレットをご覧いただいて、盲導犬と会ったときは『こういう行動をしたらいいんだ』ということをみなさんに知ってほしいと思います」と述べた。