
新図書館等整備事業アドバイザーの常世田さん
別府市教育委員会は、新図書館等整備事業オープンプラットフォーム会議の12回目を22日午後2時、市公会堂で開催した。
はじめに、稲尾隆教育部次長兼教育政策課教育施設整備室長が整備事業の内容等について説明した。市立図書館等複合施設の愛称は「こもれびパーク」。図書館の中心にある、学びを深め成長を支える場所「ラーニングコモンズ」は、一般開架に隣接するオープンスペース。仕切りをなくし、可動式の机椅子を備え、市民が関わり合いながら学び、活動する場となる。
多様性と自発的な活動を創り出す居場所「クリエイティブコモンズ」は、異分野間の連携事業や創造的な活動を行う多目的ホールや、防音で音響設備を備え、音楽などの練習ができるスタジオを設置する。
誰もが気軽に建ち寄れる出会いと交流の居場所「アクティブコモンズ」は、交流サロン、カフェ、雑誌などのブラウジングコーナー、世代や特性を超えた多様な交流ができる空間となる予定。
誰もが利用しやすい図書館とするため、書架と書架の間を広くとり、書架の高さを低くすることで車いすの人も利用しやすくする。閲覧席の一部に天板が稼働する電動昇降式デスクを採用。高齢者や障がいのある人にも対応した自動貸出返却機を設置。最大収蔵能力は、これまでの約1・6倍で、開館時の蔵書数は現在の約2倍の約20万冊となる見込み。
また、多く人が利用できるように、開館時間を図書館は平日は午前10時から午後9時、土・日・祝日は午前9時から午後6時まで。多目的ホールやスタジオ、交流サロン、カフェは平日午前10時から午後9時、土曜日は午前9時から午後9時、日・祝日は午前9時から午後6時となる。
引き続き、別府市新図書館等整備事業アドバイザーの常世田良元立命館大学教授が「図書館が日本を救うー図書館の可能性ー」。中井孝幸愛知工業大学教授が「ビフォー・アフター調査からみた居場所としての図書館づくり」。松田法子京都府立大学大学院准教授が「あたらしい地域・郷土資料館『生きてる』ミュージアムをつくる」と題して、それぞれ講演した。