
立命館アジア太平洋大学(米山裕学長、APU)は、春の入学式を1日午後1時、APUミレニアムホールで挙行した。日本を含む59の国と地域から、正規生は、学部1061人(うち外国人留学生292人)と大学院21人(同21人)。短期間の学習や研究を行う非正規生も含めると、1244人が入学。式は、アジア太平洋学部とアジア太平洋研究科、国際経営学部と経営管理研究科、サスティナビリティ観光学部の3回に分けて実施した。
アジア太平洋学部とアジア太平洋研究科の入学式では、米山学長が「APUの最大の魅力は世界中から集まった学生がキャンパスで共に学び、交流しながら友だち作りができることです。APU学生の皆さんが経験する人のつながりを『グローバル・ラーニング・コミュニティ』と呼んでいます。この丘の上のキャンパスが皆さんがこれからの数年間を過ごし、自分の将来を切り拓く場所となります。キャンパスから見える別府湾は、世界に繋がっています。この美しいキャンパスを楽しみながら、世界に羽ばたく準備をしてください。どんどん新しいことに挑戦して、今日の皆さんが創造できないような『世界を変える人』になってください」と式辞。また、3月28日にミャンマーで発生した地震で多くの死傷者が出ていることにも触れて、学生、卒業生、これからAPU入学を考えている高校生それぞれに相談・支援の窓口を設置したことを表明。「学生の皆さんが、安心して学業を続けられるよう、しっかりとサポートしていきます」と述べた。
来賓の長野恭紘別府市長のビデオメッセージが上映された。
在校生を代表して、イドス・ジョン・レイ・サダンさん(アジア太平洋学部3回生、フィリピン出身)が歓迎のことばを述べた。
新入生を代表して、糸川明日花さん(アジア太平洋学部)が「世界には、私たちが向き合わなければならない複雑で困難な課題が山積しています。それを解決するのは、社会経済政策や技術革新のみでは不可能です。無数のドットがつながることで生まれるコミュニティが未来を切り拓くのです。ここAPUこそが、そのコミュニティの象徴です」。
ツァイ・チーユンさん(アジア太平洋研究科、台湾出身)は「APUでの目的は、単に単位を取得することだけではなく、真にグローバルな環境に身を置き、生涯にわたる人間関係を築き、想像もしなかったような方法で成長することにチャレンジすることです。自分自身に挑戦し、可能性の限界を押し広げ、新しいグローバルなビジョンを受け入れることで、一瞬一瞬を最大限に活用しましょう」とそれぞれあいさつした。会場の外では、先輩たちがサークルの勧誘を行ったり、正門近くの桜が満開で記念写真と撮る人などがいた。春セメスターは、7日から授業が開始される。