大分県歯科技術専門学校の入学式

新入生代表の佐藤愛菜さんが宣誓した

 大分県歯科技術専門学校(溝部仁校長)は令和7年度入学式を3日午前10時30分、別府溝部学園85年館で行い、歯科衛生科7人、歯科技工科7人、Wライセンスコース12人の計26人が入学した。
 国歌斉唱後、入学許可をした溝部佳子副学長(溝部仁学校法人溝部学園理事長兼同専門学校長代理)が「本校は歯科衛生士と歯科技工士のダブル資格が取得できる日本でもスペシャルな学校です。そのため、シングル資格以上に努力が必要となります。その努力をするには人間としての力を高めていくこと、つまり、学生一人ひとりの人間力を育てることが急務と考えています。それを具現化していくために、学校法人溝部学園では『溝部スピリッツ三活動五心』があります。人間として一番大切なことを表現していると思います」と式辞を述べた。また溝部副理事長が「日本でも珍しい学校です。チャンスを生かして2つの資格を取得し、歯科業界のリーダーとして推薦され、地域、職場、国や県で活躍できる有為な人材になり得ることを祈念しています」と述べた。
 来賓の嶋幸一同専門学校後援会長(大分県議会議長)、松本英治(一社)別府市歯科医師会副会長が式辞を述べた。続いて、来賓の嶋後援会長、松本副会長、川中俊(一社)大分県歯科技工士会長、川村佳美(一社)大分県歯科衛生士会専務理事が紹介された。
 最後に、新入生代表の佐藤愛菜さん(18)=歯科技工科=が「大分県歯科技術専門学校に入学を許可されました。入学生一同、このことを光栄に思い、感激でいっぱいです。これからは学則を守り、学位の研究と歯科技術の取得に務めます」と宣誓した。