
染まった扇山火まつり

消防団員ら約80人が参加した
第111回別府八湯温泉まつりの「第49回扇山火まつり」が4日午後6時、行われた。当初は2日だったが、前日からの雨のために延期した。
扇山火まつりは、日本最大級の火の祭典で春を告げる炎のショー。市内各所で多くの市民や観光客が写真や動画を撮影している。
別府扇山ゴルフ場レストハウス前で午後5時30分、出発式が行われた。市消防本部・署・団員約80人が出席し、警備には市消防本部・署・団員252人が参加した。
長野恭紘別府市長兼市観光協会長が「安全対策、安全確認を十分にしていただき、安全の確保をしたうえで、火まつりを市民の皆さん、観光客の皆さんに楽しんでいただいている。世界中で山火事が発生しており、多くの皆さんが心配をしているかもしれませんが、皆さんの安全に対する行動、配慮をしっかりと説明をして、理解をしてもらっています。昭和51年に始まった伝統ある当時は野焼きと言っていたと思いますが、火まつりを成功させましょう」とあいさつ。
参加した来賓の長野市長、小野正明別府市議会議長、河野圭史別府商工会議所専務理事、井手智昭陸上自衛隊別府駐屯地司令、阿部真一市議会観光建設水道委員会委員長、寺岡悌二別府市教育長、大平順治別府市自治委員会会長、河野勉也(一社)別府青年会議所理事長、荒木秀登別府市扇山採草組合長、浜崎仁孝市消防長、藤内英伸市消防団長、李信浩別府扇山ゴルフ場社長、権藤和雄別府八湯温泉まつり実行委員長、ミス別府の坂本心実さん、堀口未来さん、松田真凛さん、黒田知里さん、鬼束芽生さんが紹介された。
権藤実行委員長が「火まつりは第49回目を迎えます。これまで無事安全に行えたのも消防団、消防署、扇山ゴルフ場、自衛隊、別府警察署、地元扇山採草組合、ボランティアの皆さまのおかげです。来年は50周年。市民の皆さん、観光客の皆さんに楽しんでもらえるよう、安全・安心に活動しましょう」と激励した。
続いて、藤内市消防団長が配備位置への号令を発した。
式前に扇山中腹以上の配置についている署員70人、団員182人が警備に当たった。
午後6時、市扇山採草組合員らが1日に八幡朝見神社で採火した御神火で点火。炎は、山頂付近から徐々にふもとへと広がり、夜空を炎のオレンジ色が彩った。いろいろな場所で、市民や観光客が稜線に沿う火を写真や動画におさめていた。また午後7時に陸上自衛隊第41普通科連隊のグラウンドから花火が打ち上がった。