新しい自分を発見して

新入生を代表して深浦あんなさんが
誓いのことばを述べた

 別府市内の公立中学校7校は10日、入学式が挙行した。789人が新たな門出を迎えた。
 市立青山中学校(北村俊雄校長)では午前10時、体育館で行われた。
 新入生徒113人が入場すると、会場は拍手に包まれ、保護者は我が子の制服姿をスマホ、デジカメ、ビデオカメラなどで撮影した。
 国歌斉唱後、北村校長が「皆さんの表情からは期待と意欲が見られ、とても頼もしい。一方で今までと違う環境に身を置くことに不安を覚える人もいるかもしれません。でも大丈夫です。皆さんの周りには、クラスメートがいます。同じ学年の仲間たちや頼もしい先輩方が、皆さんに寄り添っています。中学校の3年間は、心も身体も大きく成長するときです。中学校生活で、新しい自分を発見し成長することを楽しみにしています」と式辞を述べた。
 教育委員会告辞の後、岩屋毅外務大臣代理で秘書の岩屋恒久さん、猿渡久子、原田孝司両県議ら来賓が紹介された。
 新入生代表の深浦あんなさんが「私たち113人は、少しの不安とその何倍もの期待を胸に、今日の入学を迎えました。中学校生活の中で、私たちは多くの学びを得ることになります。勉強では、日々の授業はもちろん、定期考査や高校進学に備え計画的な学習が求められます。部活動では、先生のご指導の下、先輩や同級生と一致団結して一つの目標に向かって励むこととなります。さまざまな挑戦で時には挫折も経験すると思います。そんなときは先生や先輩方、どうぞ温かくお導きください。中学3年間の経験が、私たちの将来の道しるべになるよう、今日出会った新たな仲間とともに協力し、助け合いながら、乗り越えていくことを約束します」と誓いのことばを述べた。