別府警察署は10日、SNS型投資詐欺被害の発生を発表した。
市内在住の60歳代男性が令和6年12月ごろ、男性は携帯電話でX(旧ツイッター)を閲覧中、株式投資家を名乗る人物Aを見つけフォローし、AとLINEでやりとりを始めた。
その後、Aから投資の先生を名乗る者Bや入金手続きを担当する者Cを紹介された。Bの指示に従い、指定された投資に関するアプリをダウンロードした。その後、BやCの指示に従い、投資の運用資金を指定された口座に送金した。アプリ上で利益が出たことから、BやCの話を信用して、計6回にわたり投資の運用資金やBへの指導料として約1670万円を送金しだまし取られる被害に遭った。男性は、アプリ上で儲けが出たので出金を申し出たところ、相手から税金の話をされた。不審に思った男性は4月5日、別府署へ行き相談したため、被害が判明した。
同署は「SNSで知り合った相手から投資を勧められるのは、詐欺の手口です。お金を振り込む前に、家族や警察に相談してください」と呼びかけている。