別府市北鉄輪の特別養護老人ホーム茶寿苑に入所している、佐藤ヨシエさんが３月２８日に１００歳の誕生日を迎え、１６日午後２時、長野恭紘別府市長がお祝いに訪れた。
佐藤さんは臼杵市出身で、結婚後、夫婦で別府市の中須賀で鮮魚店を営んできた。魚をさばいたり、配達、接客など何でもこなしたという。地域活動にも積極的に参加。趣味は、花や植木などの庭いじり。働き者で、いまでも「何かすることがあったら言ってな」と気遣うという。長寿の秘訣は「何でもおいしく食べる。ベッドから離れて、日中活動をする」ことだとか。子ども３人、孫７人、ひ孫６人に恵まれた。
長野市長が表彰状をお祝い金を手渡して「これからも元気でいてください」と声をかけた。施設からも花が贈られ、一緒にお祝いをした入所者からも「おめでとう」の声がかかった。佐藤さんは「何とも言えません。うれしいです」と答えた。
別府市内の１００歳以上は、１２１人（女性１１０人、男性１１人）となった。