高円宮賜杯学童軟式野球の別府予選

Aパート優勝の吉弘野球スポーツ少年団
Bパート優勝の春木川少年野部
第3代表戦を制した鶴見小マリンズ

 高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会別府支部予選が行われ、12日に代表決定戦が行われた。
 11チームが出場し、Aパート(6チーム)、Bパート(5チーム)に分かれて、トーナメント方式で試合を行った。
 Aパートの決勝戦は、吉弘野球スポーツ少年団と亀川ベースボールクラブが対戦。2回表、吉弘は先頭打者の5番大石選手が四球で出塁すると、すかさず盗塁。7番松田選手の際にさらに盗塁を決め、3塁まで進むと松田選手がスクイズを決めて1点を先制。4回表にも3番の髙木選手が出塁すると、2塁、3塁と次々に盗塁を決め、5番の大石選手が二塁打を放ち、1点を追加した。亀川も6回裏に3番の河野選手が本塁打を放ち1点を返したものの、あと一歩及ばず。吉弘が2―1で勝利した。
 Bパートの決勝戦は、別府鶴見小マリンズと春木川少年野球部が対戦。1回表、鶴見は1番の酒井選手がライトへヒットを放ち、相手が後逸した間に酒井選手は3塁に。2番の田吹選手のバントヒットの間に生還し1点を先制。春木も2回裏に5番の荒金選手がヒットで出塁。続く打者のセカンドゴロで3塁に向った荒金選手に対し、サードへの送球がパスボールとなり、1点を返して同点とした。しかし、4回表に鶴見が髙木(颯)選手がヒットを放つと、ヒットで出塁した7番の長篠選手が盗塁する間に髙木選手が生還し1点。さらに8番の今井選手もヒットを放ち、さらに1点を追加して再び逆転した。春木は5回裏に6番の藤井選手がエンタイトルツーベースで出塁。送りバントで3塁まで進むとファーストゴロの間に生還し1点を追加。最終回の6回裏には、2番の宮地選手が2塁打を放ち、3番の麻生選手も2塁打で1点を返して同点とすると、4番の河野選手も2塁打で麻生選手が生還し、4ー3で逆転サヨナラ勝利となった。
 第3代表決定戦は、鶴見と亀川の対戦となり、1回表に鶴見が1番の酒井選手がヒットで出塁し、ゴロとバントで3塁へ。ピッチャーのワイルドピッチでホームへ生還し1点を先制。亀川も2回裏に4番の吉野選手が本塁打を放ち同点に。しかし、鶴見が3回表にヒットを重ねて2点を取ると、4回以降は両チームとも得点できず、3ー1で鶴見が代表の座を獲得した。3チームは、5月下旬に行われる県大会に出場する。代表となった3チームのメンバーは次の通り(敬称略)。
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸田史明▽コーチ=髙木進、河野巨樹▽選手=河野湊(主将)、松田晴、髙木蓮凰、赤星琥珀、西原悠真、大石健稀、仲石凛生、松田結翔、能住桜士朗、岡部蒼生、草地奏吾、中西結愛、兵頭誠仁、安波佑盛、中西瑛太、河野環、梶原稜平、兵頭貴仁、加藤旬、秦志築
【春木川少年野球部】▽代表・監督=乙津慎太郎▽コーチ=福澤真太、首藤昭嘉▽選手=河野空翔、宮地梓、麻生悠太、荒金一葦、松本直大、藤井悠翔、三浦真宗、是永翔、三宮紗愛、多田葵、木村悠人、是永快翔、松尾和輝、田口拓磨、井上廉也、井上陸也、佐藤新、三宮慶之輔
【鶴見小マリンズ】▽代表=小川大輔▽監督=亀島功吉▽コーチ=田吹拓寿、伊藤鉄朗▽選手=小川琥響(主将)、秋吉悠真、酒井健豊、髙木佑真、緒方陽人、伊藤皆晴、今井翔葵、田吹凜紗、百﨑達貴、竹林京祐、長篠花帆、伊勢涼、髙木颯真、汐月瑠香、伊勢諒人、長野叶、平野斗愛、前田惟統、平野来夢、阿部嘉来、汐月瑠輝、伊東蓮矢、田吹虎太郎