別府市の「マンホールカード」25日から配布

竹本さんが市制100周年でデザインした
マンホール蓋がカードに

 別府市は、昨年度の市制100周年を記念して作成したオリジナルデザインのマンホール蓋の「マンホールカード」を25日から配布する。
 近年、ご当地のオリジナルデザインのマンホール蓋が人気で、ユニークさや美しさなどが注目されている。下水道に興味を持ってもらおうと下水道広報プラットフォーム(GKP)が企画し、全国の自治体と共同でマンホールカードを制作しており、これまでに全国724自治体・3団体から113種類のカードが発行されている。春発行予定の第25弾では、別府市を含め37種34自治体のカードが発行される。
 下水道に興味を持ってもらう入口として、マンホールの先にある下水道の大切さをより深く理解してもらうことを目的に制作されている。
 別府市では、これまでもオリジナルデザインのマンホール蓋はあったが、カードは制作していなかった。上下水道局によると、カード発行の問い合わせはこれまでもあったという。
 市職員の竹本慧璃奈さんがデザインしたもので、温泉のモチーフやランドマークである別府タワー、グローバルタワー、湯けむりなど別府らしさが詰まっている。また、100周年のお祝いの思いを込めて、桜吹雪が空に舞っている。
 配布は、25日から午前8時45分から午後6時まで、JR別府駅構内にある観光案内所「ワンダーコンパス別府」で行う。1人1回1枚限定で、無料配布する。在庫状況は、別府市公式ホームページで確認できる。