メーデー別府杵築速見国東地区大会

城島で開催された
「メーデー別府杵築速見国東地区大会」

 第96回メーデー別府杵築速見国東地区大会が26日午前10時、城島高原パークで開催された。
 式典の部では、はじめに酒井純副実行委員長(別府地区平和運動センター議長)が大会スローガン「次代につなぐ平和の願い!みんなでつくろう 支え合う安心社会と確かな未来(あした)を!」を読み上げた。
 小島仁実行委員長(連合大分東部地域協議会議長)が「メーデーは労働者の祭典です。労働者を取り巻く環境は、物価高上昇に賃金の伸びが追いつかない実質マイナス賃金やマイナス成長が続き、行く先不透明な閉塞感を覚えるものになっています。不安要素を取り除くため、働くことを軸とする安心社会の実現に向けて、多くの活動をしています」とあいさつ。
 来賓の神崎文隆大分県東部振興局長(知事代理)、阿部万寿夫別府市副市長(市長代理)、加藤信康別府市議、原田孝司立憲民主党大分県総支部連合会幹事長(県議)が祝辞を述べた。
 「労働組合があるからこそ要求し、労使対等な交渉が可能となる。労働組合の意義と必要性を社会全体に浸透させ、仲間づくりを強力に推し進めていく」などとした「メーデー宣言」を読み上げた。また、「戦後・被爆80年次代につなぐ平和の特別決議」を採択した。
 祭典の部ではお楽しみ抽選会で盛り上がった。