別府招待ラグビー中学交流大会

中学生が学年ごとに白熱した試合を展開した

 別府市ラグビーフットボール協会(西謙二会長)は、第4回別府招待ラグビー中学交流大会を29日午前9時、実相寺多目的グラウンドで開催した。臼杵ラグビースクール、大分ラグビースクール、大分リンクス、別府ラグビースクール、別府市立中学ラグビー部が参加。県立別府鶴見丘高校のラグビー部も運営の応援をした。
 開会式で、西会長が「皆さんも参加したと思いますが、2月に市制100周年記念で英国バース市とニュージーランド・ロトルア市から中学生が来てラグビー交流をしました。ラグビーW杯日本大会のレガシーが残っています。リーグ1が5チームキャンプをしてくれています。別府が一番多く、誇りに思ってほしい」とあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長が「皆さんの中から、将来、日本代表やリーグ1の選手が誕生すると良いなと思います。真剣勝負の中にも交流をし、ケガのないようにしてほしい」と述べた。
 試合は、1年生は15分、2・3年生は20分で行われた。別府チームは、1年生は臼杵の1年生と合同で、2・3年生は別府ラグビースクールと市立中学ラグビー部が合同でチームを編成。午前中7試合、午後5試合を実施。交流試合とはいえ、お互いに勝負への強い気持ちを持って、タックルやスクラムを組むなど、激しい戦いを展開。中学生の気迫のこもった試合に、観覧者も大きな声で声援を送るなど、盛り上がった。