
岩屋毅外務大臣(衆議院議員)は19日午後4時、別府市内で報道関係者と懇談を行った。大分市で開催された自民党大分県連の第71回年次大会に出席し、地元・別府市に戻ったことを受けて行われた。
記者からはトランプ関税関連の質問が多く行われ「(交渉を担当する)赤澤経済再生担当大臣のサポートしていきたいとあったが、具体的にどういうサポートを考えているのか」との質問があった。岩屋大臣は「赤澤さんに政府を代表して交渉してもらうことになったので、外務省としては、全面的にサポートしていきたい。私を本部長とする本部を立ち上げ、現地の交渉のサポートなどを全力でやっていかなければいけない。内容について、私の立場から申し上げるのは控えたい」と答えた。
また、次期参議院議員選挙について「正々堂々、正攻法でやるべきことをやるにつきる。選挙のために無理やり政策を作り上げるのではなく、物価高に対する対策、米国の関税の影響がどこにどれぐらいあるか分析し、手を打つ。その姿勢を国民の皆さんに評価してもらう選挙になると思う」とした。