
南部地域の住民を対象に説明会を開いた
別府市は、「湯けむりライドシェア南部循環線」について、このほど、住民に説明会を開いてルートや時刻などの改正について意見交換を行った。
市南部地区公民館では、約40人が参加。安部政信市企画戦略部長があいさつ。停留所をこれまでの14カ所から、朝見方面や要望の多かった場所など10カ所を増やし、24カ所にした。それにより、運行時間が多少長くなり始発は午前8時半、最終便の湯都ピア浜脇到着が午後2時28分となった。また、運賃もこれまでの200円から300円(小学生以下半額)へ値上げすると説明した。料金については、70歳以上の人は、別府市が行っている「ひとまもり・おでかけ支援」でバス券が額面の半額で購入できる制度を活用してほしいと呼びかけた。
参加者からは「左回り、右回りの以前の説明会であったが、どうなったのか」「せっかくやっても乗る人がいないといけない。周知をどうするか」「別府駅までの便が1つでもほしい」との意見が出た。安部部長は「右回り、左回りについては検討をしたが、ドライバーの確保などの課題などがあり導入していない」「多くの人に利用してもらえるように周知していきたい」「駅への希望が多いことは承知しているが、ライドシェアは、交通空白地域でしか活用できない」などと答えた。
その後、サザンクロスで同様の説明会を開いた。