
温泉への取り組みに寄付をした
資産形成コンサルティングを行う、株式会社ボルテックス(宮沢文彦代表取締役社長兼CEO、東京都)は、大分銀行(高橋靖英頭取、大分市)の「大分銀行SDGs寄付型私募債」を活用し、別府市の持続可能な観光業(温泉関連事業等)に寄付を行った。
私募債は、資金調達のために発行する社債の一種。大分銀行がボルテックスの私募債発行の手数料の一部を原資として寄付を行うもの。今回は、大分銀行が手数料の中から40万円を別府市に寄付した。
贈呈式が4月22日午後1時、市営温泉「不老泉」で行われた。松岡明ボルテックス執行役員金融法人本部長が「別府市は、日本一の温泉と資源を守り、文化を継承していくための取り組みをしている。当社の企業理念と合致するもので、寄付することになりました。これからも九州各地の地域に貢献していきたい」。
吉武慎也大分銀行福岡支店兼博多支店長は「大分県以外に本社を置く企業の寄付型私募債を扱うのは珍しいと思う。良い縁だと思い、架け橋になれてうれしいです」とそれぞれあいさつ。
寄付を受けた別府市の樋田英彦観光・産業部参事兼温泉課長は「温泉は別府にとって大きな観光資源でもあり、生活の一部でもある。これを守るため、『温泉マネジメント計画』を策定しました。短期、中期、長期の目標を設定しながら、市の使命として取り組んでいます。いただいた寄付金は、責任を持って使わせてもらいたい」とお礼を述べた、