
パスをする別府市チーム
別府市サッカー協会(三浦政人会長)主催は「第11回O―58別府湯の街レジェンドカップ(8人制)」を10、11日、別府市営実相寺サッカー場で開催した。
別府市から1チームをはじめ大分県、宮崎県、鹿児島県、徳島県、兵庫県、東京都、福岡県、埼玉県、千葉県、佐賀県、熊本県から14チームが出場した。別府市、別府市教委、別府市観光協会、今日新聞社、別府市旅館組合連合会など後援。
大会趣旨は、サッカーを楽しみ、日本一の温泉につかり日ごろのストレスをいやし、夜は湯の街で酒を酌み交わし親睦と友好を深めること。
また参加資格は、男性は58歳以上、女性は40歳以上となっており、サッカーコートはハーフコートとした。また、全ての選手、特に70歳以上の選手に対するリスペクト(尊敬)の精神を確実に守ることとなっている。またO―68も行われ、15分1本で試合した。
10日の開会式で、三浦会長が「昨日は天候が気になりましたが、サッカー日和に近いようで暑くなりそうですが、第11回レジェンドカップが開催されますことと、遠くは成田から参加してくださり、歓迎します。別府は海の幸山の幸が豊富で、今日は夜の街がにぎやかです。ケガの無いように、そして懇親会に少し力を残していただき、自分の年齢を感じながらサッカーを楽しんでください」とあいさつ。
寺岡悌二別府市教育長(市長代理)が「別府は温泉の街。温泉は熱いですから、皆さんのプレーも熱くなってほしいと思います。夜の研修もしっかりと深く、一次会、二次会、三次会、四次会と別府の街を堪能してください。焦らず、転ばず、少し真剣になって素晴らしいプレーをしてください」と祝辞を述べた。
選手宣誓を中津OBサッカークラブの城全孝成さんが「我々、選手一同は土曜日、日曜日の2日間、いろんな問題を忘れて、米問題、老後のこと、年金のこと、病気のこと、すべて忘れて、スポーツマンシップに則り全力を尽くします。そして25%のエネルギーを残して、別府で懇親会を頑張ることを宣誓します」と行うと、出場選手からは拍手と笑いがおきた。
閉式後、4チームずつと3チームずつの計4パートで予選(リーグ戦)を実施した。相手に囲まれながらボールをキープしたり、早いパス回しで前線にボールを送るなどいろんなプレーが目を引いた。11日は、前日の両パートの同じ順位同士がそれぞれ対戦し、順位を決めた。
順位は、次のとおり。(カッコ内は所属県)
①中津OBサッカークラブ(大分)②FCエストレーラ小城シニア(佐賀)③聖陵クラブ60(宮崎)④徳島シニア2025(徳島)⑤FCジェンティーレ(兵庫)⑥大分OBシニア星組(大分)⑦ガッチイクゼヤハタ(大分)⑧大分OBシニア花組(大分)⑨FC ROSA東京60(東京)⑩オール成田(千葉)⑪FCせごどん&臼杵オールスターズ(鹿児島)⑫福岡60雀(福岡)⑬別府始新蹴ベテランサッカー倶楽部(大分)⑭Revante八代シニア(熊本)