
大分県子ども会育成会連絡協議会(荒金淳会長)は令和7年度定期総会を18日午前10時、大分県農業文化公園「るるパーク」研修室で開催し、約50人が出席した。
松本逸文副会長が開会のことばを述べ、総会がスタートした。
表彰では、荒金会長が団体の部の日出子連大神地区「軒の井子ども会」、個人の部(指導者)の小川裕紀別府市子連副会長、岳藤ゆかり別府市子連常任理事にそれぞれ表彰状を授与した。
荒金会長が「子どもたちが地域の中で多様な経験を積み、豊かな人間性をはぐくむためには、家庭、学校、地域社会が一体となった取り組みが不可欠です。私どもの役割は子どもたちの輝かしい未来創りと大分県の将来を担う貴重な人材育成ではないかと思います。子どもたちの笑顔が絶えない、活力ある大分県をめざして、ともに歩んでまいりましょう」とあいさつ。
来賓の嶋幸一大分県議会議長兼大分県議会自由民主党子ども会を支援する議員連盟顧問が「少子高齢化に伴う人口減少やデジタル化、グローバル化の進展など子どもたちの環境は、目まぐるしく変化をしています。子どもたちを地域の宝として見守ることは、私たち一人ひとりに課せられた重大な責務」、新田二郎大分県生活環境部生活環境企画課長も祝辞を述べた。
来賓紹介では、三浦正臣大分県議会自由民主党子ども会を支援する議員連盟会長が祝辞。
県子連によると、県議会議員の議員連盟は九州・沖縄で初、全国でも初となるという。同様の国会議員連盟は2年前に発足している。議長を宇佐市和間小子ども会の出口康代さんが務め、令和6年度事業報告、収支決算報告、監査報告を行い、拍手で承認された。
令和7年度は▽主催事業=総会、「県子連わくわく体験プラン」モデル事業など8事業▽全子連・九子連事業=全子連事務担当者研修会、第1回九子連会長・事務局会議など13事業▽共催などの事業=大分県青少年団体連絡協議会総会、大分県教育の日推進会議総会など9事業―の計30事業、収支予算を提案し、全会一致で拍手して承認された。
役員改選(任期2年)では、荒金会長、松本、中野浄昭、阿部美幸3副会長、山川忠臣事務局長を再任した。