6年ぶりの開催に喜ぶ

236人から選ばれた受賞者が表彰された

 今日新聞社主催の「母の日似顔絵コンクール」(別府市、別府市議会、別府市教育委員会、別府商工会議所、別府市観光協会、JAべっぷ日出後援)の表彰式が21日午後4時30分、JAべっぷ日出本店5階展望室会議室で行われた。広告協賛は、JAべっぷ日出。商品協賛は、コンフィックス(株)、大分香りの博物館、城島高原パーク、華つねまつ、九州アフリカ・ライオン・サファリ。
 市内の幼稚園児と小学生を対象に葉書きで募集し、236作品(人)の応募があった。表彰式に今日新聞社社長賞の玉井姫愛さん(亀川小5年)ら入賞の児童・園児と両親や祖父母が出席した。
 会場に入る際、母親から「表彰式とかしていたのですね」と聞かれた社員は「コロナ禍で中止していましたので、6年ぶりの開催です」と言うと、母親は「そうなんですね。嬉しいね」と子どもに話す姿があった。
 式では、檀上陽一今日新聞社社長が「あなたたちは別府市を代表するアーティスト。似顔絵に込められていたのは、お母さんへの愛情です。アーティストの皆さん、素晴らしい作品をありがとうございました。晩御飯のとき、お母さんやお父さんと『表彰を受けた。面白い作品、素晴らしい作品、愛情いっぱいの作品が、評価を受けた』と話してみてください」とあいさつ。
 来賓の山内弘美市長公室室長(市長代理)「日ごろから大好きなお母さんの様子が、細かいところまで描かれている立派な作品ばかりで感動しました。きょうのことは、大人になったときに思い出に残ると思います」。
 小野正明市議会議長「どの作品も、それぞれの個性とお母さんへの愛情や感謝の気持ちが込められており、見ている私たちも心温まる思いでいっぱいです。本当にお母さんのことが大好きな気持ちが、とてもよく伝わってきました。今回の受賞を一つのステップとして、ますます素晴らしい作品をこれからも生みだしてください。期待しています」。
 藤原良浩市教育委員会学校教育課参事(教育長代理)「今年もたくさんの応募があり、その一枚一枚がお母さんへの想いのこもった素敵な作品なので、入賞作品を選ぶのは大変でした。選ばれた皆さんの作品は、とても素晴らしいものです。皆さんの笑顔や皆さんが頑張る姿、絵に込められた『ありがとう』の気持ちは、お母さんにとって元気の素です。これからもお母さんのお手伝いをしたり、幼稚園や学校での出来事をたくさん話して、家族を大切にできる人になってください」。
 大塚薫別府商工会議所総務課長(会頭代理)「お母さんへの感謝の気持ちを一人ひとりが込めて描いており、心温まる素敵な作品でした。皆さまの絵からは、お母さんへの優しい気持ちが伝わってきました。これからも感謝の気持ちを大切に、家族の絆を育んでいただければと思います」。
 佐藤大輔別府市観光協会事務局長(会長代理)「審査をするとき、皆さんのお母さんへの愛情のこもった絵を選ぶのは大変でした。選ばれた皆さんは、檀上社長も言いましたが別府市を代表するアーティストです。これからも一生懸命、頑張ってください」。
 永井辰巳JAべっぷ日出専務理事(代表理事組合長代理)「絵を見ましたが、キレイなお母さん、かわいいお母さんと実物とそっくりでした。絵を描くことは、感性が豊かになる素晴らしいこと。今後もお母さん、お父さんの絵をいっぱい描いてください」とお祝いの言葉が続いた。
 入賞者にそれぞれ賞状、トロフィー、賞品などが贈られ、最後に記念撮影をした。
 今日新聞社社長賞の玉井さんは「お母さんのほくろなどの特徴を描いた。一等賞を貰えて、とても嬉しい」とニッコリ。母親が「兄がいるのですが、見せたら『よく見て、特徴を捉えて描いている』と言っていた。絵を描くのが好きで、社長賞など最高賞を貰うのは初めて」と話した。
 また、ロビー展は30日まで、JAべっぷ日出本店(入賞12点と入選6点)、別府石垣支店(石垣小、春木川小)、亀川駅前出張所(亀川幼・小)で行われる。