熊八像もユニフォーム姿でPR

選手の古いユニフォームをリメイクした
矢野さんと油屋熊八像

 別府市競輪場で6月5日から8日まで開催される「開設75周年記念別府競輪GⅢナイターオランダ王国友好杯」を前に21日午前9時、JR別府駅東口の油屋熊八像が競輪選手のユニフォーム姿となり、開催をアピールしている。
 今回、熊八像にユニフォームを着せるのは別府競輪としては初めての試み。選手のユニフォームが新しくなったことを受けて、古いユニフォームをリメイク作家の矢野裕美さんに新しいデザインのものに作り変えてもらい、熊八像に着せた。また、小鬼にもオランダカラーのオレンジのユニフォームにラッキーナンバーの「7」の番号の入ったものを活用し、ゲン担ぎ。矢野さんは「普段は着物のリメイクをしていて、銅像に着せるのは初めてのことで本当に入るか不安でしたが、こんなにきっちりになるとは思っていませんでした」と話した。通りかかった人たちも、「ユニフォームを着てる」などと話し、写真を撮るなどしていた。
 オランダ王国杯は、開設75周年を記念した特別競輪。全国から実力派選手が集まり、白熱したレースを繰り広げる。またレースだけではなく、来場者にはうちわやオリジナルクッキー(数量限定)をプレゼントし、期間中に競輪レジェント展望会&トークショー、飲食コーナーなどがある。8日にはお笑いコンビ「カミナリ」のライブやgloobのマーク・パンサーによるステージパフォーマンス、グランドフィナーレには花火もあがる予定で、子どもから大人まで楽しめるイベントが準備されている。