杵築市議の藤本氏が出馬表明

杵築市長選へ出馬の
思いを語る藤本氏

 任期満了に伴う、杵築市長選挙に立候補を表明した藤本治郎杵築市議(61)が26日午前10時、市内の後援会事務所で出馬表明の会見を行った。
 現在、市長選には現職の永松悟氏と元市議の衞藤竜一郎氏が立候補を表明している。藤本氏は「自分自身が議員としてやってきたキャリアを持って、生まれ育った町で活気ある杵築を取り戻すため、なんかできるのではという思いで手を挙げた」と立候補への思いを語った。
 「活気ある杵築を取り戻す!~対話から始まる『開かれた市政』を目指して~」をスローガンに、活性化に向けて▽次代につなげる=ふるさと納税額15億円を目指し財政基盤を強化、愛郷心の醸成、地域参加型政策会議の設立など▽地場産業に活気を=地場産品直売施設(道の駅など)を創設し国道213号を活性化、六次産業の推進でブランド化に磨きをかけて担い手の育成支援など▽人口減少への歯止め=市有財産の利活用、教育施設の整備などで子育て支援、地場業者との協働で住民支援施策(分譲地開発など)、とした3つの挑戦を掲げている。
 藤本氏は「これからは、交付金も減ってくることが想像できる。しかし、経費は積み重なる。対話から始まる開かれた市政をつくりたい」とした。