
アドバイスを送った

杵築市ふるさと親善大使を委嘱した
杵築市は、町村合併後の新生杵築市になって市制施行20周年を迎えた。これを記念して、杵築市出身の元プロ野球選手・平石洋介さんの野球教室を24日午後3時、杵築市文化体育館で開催した。市内の小・中学生約120人が参加した。
野球教室の前に、平石さんを「杵築市ふるさと親善大使」に委嘱した。大使の委嘱は、2人目。平石さんは杵築市出身で、幼稚園の時に「臥牛少年野球部」に所属。より強くなりたいと小学校卒業と共に大阪に。PL学園高校、同志社大学に進み、その後社会人野球で活躍。東北楽天ゴールデンイーグルスでプレー。引退後は、コーチを務め、楽天としては初めて生え抜きで監督に就任。福岡ソフトバンクホークスの一軍打撃コーチ、一軍野手総合コーチ、埼玉西武ライオンズのヘッド兼打撃戦略コーチを歴任し、今年から野球解説者、野球評論家として活動をしている。
永松悟市長が委嘱状などを手渡して「プロ野球の先頭を走ってきた人が、杵築市出身ということで親善大使を依頼したところ、快く引き受けていただきました。杵築市は、歴史と自然に恵まれたところ。知名度とイメージアップに力添えをいただきたい」とあいさつ。平石さんは「まさか杵築市から大使を委嘱してもらうとは思っていませんでした。ふるさとへの思いはずっとあるので、うれしく思います。街並みはキレイだし、食べ物もおいしい。出来る限り、情報発信をしていきたい」と話した。
引き続き、野球教室では子どもたちから「打撃を遠くに飛ばすにはどうしたらよいですか」と質問があり、「大きく振ることが大事」とし、実際にバットを手にスイングをしてみせた。「コントロールをよくするには、どうしたらよいですか」との質問には「強い球を投げようとすると、頭が前にいきがちになる。頭を動かさないことを意識して」とアドバイスした。