日出町とテラチャージが包括連携協定

 日出町はこのほど、電気自動車(EV)の充電サービスを提供するテラチャージ株式会社(徳重徹代表取締役社長、東京都)と包括連携協定締結式をテラチャージ本社で行った。
 日出町は、2050年までに町域の温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」へ挑戦することを宣言しており、実現に向けてEV充電インフラの拡充を推進するテラチャージと協定を結んだ。
 協定では、クリーンエネルギー自動車の普及促進、次世代を中心とした環境問題への意識啓発、地域防災力の向上、観光及び産業の振興、地域の魅力の向上などについて連携して取り組むとしている。
 協定式には、安部徹也町長と池田三智夫テラチャージ自治体事業責任者が出席した。安部町長は「自然と調和した持続可能なまちづくりを進めています。地方創生やカーボンニュートラルなどの取り組みには、産官学金労言の多様なステークホルダーとの連携が必要不可欠です。協定により、まちのカーボンニュートラルの実現に向け、着実に取り組むことができると確信しています」。
 池田自治体連携責任者は「これまで全国各地の自治体と協力し、持続可能な移動インフラの構築に取り組んできました。連携を通じて、日出町でのEV普及のさらなる向上が期待されます。未来の暮らしに欠かせない社会インフラとして、町民の生活に根付いていくことを願っています」とそれぞれコメントした。