春木川、鶴見、境川が代表

Aパート代表の春木川少年野球部
Bパート代表の別府鶴見小マリンズ
第3代表となった境川少年野球部

 第23回王貞治杯九州学童軟式野球大会兼第56回大分県学童軟式野球選手権別府支部予選の代表決定戦が18日、野口原ソフトボール場Bで行われた。
 試合はAパート、Bパートに分かれて11チームが出場してトーナメント方式で行った。Aパートの代表決定戦は、春木川少年野球部と境川少年野球部が対戦。境川が1回表、2番の工藤選手がヒットで出塁すると、3番茨木(大)選手が3塁打を放ち、工藤選手が生還し先制。4番の後藤選手もヒットを放ち、茨木選手が生還し2点目。2回表にもヒットとバントで進塁し、1番の菅(大)選手のヒットで1点を追加した。しかし、春木川は2回裏に2アウトになるものの、走者は3塁の得点圏に進み、2人連続で四球で満塁に。ワイルドピッチで1点を入れると、9番の是永選手も四球で再び満塁となり、サードゴロの送球が乱れた際に2人がホームに戻り2点を追加。2番宮地選手のセカンドゴロが相手エラーとなり、さらに2人が生還。3番の松本選手のヒットで1点、4番の河野選手の3塁打で1点、死球と四球で三度満塁となると、7番の木村選手が2塁打を放ち3点を入れて、この回一挙に10点で逆転。3回裏にも1点を追加し、11ー3で春木川が4回コールド勝ちとなった。
 Bパートの代表決定戦は、別府鶴見小マリンズと別府大平山少年野球部が対戦。1回表、鶴見が先頭打者の酒井選手が死球で出塁し、盗塁。3番の緒方選手が内野安打、4番の竹林選手が四球で満塁。6番の長篠選手が四球で押し出しで先制した。3回には、竹林選手がランニングホームランで1点を追加。一方で、大平山も3回裏に死球で出塁した走者を連続バントで3塁まで進めると、ワイルドピッチで1点を入れ、4回裏には連続ヒットで1点を追加して同点になった。5回表に鶴見が竹林選手が四球で出塁し、すかさず盗塁。5番の小川選手は申告敬遠。長篠選手が3塁打を放ち2点を追加すると、7番の百﨑選手もヒットでさらに1点、9番の高木(颯)選手のヒットで得点し、この回4点を入れた。大平山も5回裏に2点を入れたものの、及ばず。6ー4で鶴見が代表に決定した。
 境川と大平山で第3代表決定戦が行われ、境川が1回表に茨木(大)選手がランニングホームランで1点を先制。その裏、大平山も2番の鈴木選手がセンターオーバーのランニングホームランで同点とした。3回表に境川が死球と四球で出塁した走者が盗塁を次々と決め、4番の後藤選手のセンターヒットで2人が生還し、センターが守備を誤り、後藤選手も一挙にホームへ戻り、この回3点を入れた。4回にも2点を追加。大平山も5回裏に1番の横山選手がバントヒットで出塁すると、2番の鈴木選手が四球で1、2塁とすると、3番の大石選手が2塁打を放ち、2人が生還。死球と四球で満塁となると、6番の玉川選手がスクイズを決め、2人が生還しこの回4点を入れて1点差にまで迫ったが及ばず。6ー5で境川が代表権を獲得した。春木川、鶴見、境川は7月27日から始まる県大会に出場する。各チームのメンバーは次の通り(敬称略)。
【春木川少年野球部】▽代表・監督=乙津慎太郎▽コーチ=福澤真太、首藤昭嘉▽選手=河野空翔、宮地梓、麻生悠太、荒金一葦、松本直大、藤井悠翔、三浦真宗、是永翔、三宮紗愛、多田葵、木村悠人、是永快翔、松尾和輝、田口拓磨、井上廉也、井上陸也、佐藤新、三宮慶之輔
【別府鶴見小マリンズ】▽代表=小川大輔▽監督=亀島功吉▽コーチ=田吹拓寿、伊藤鉄朗▽選手=小川琥響(主将)、秋吉悠真、酒井健豊、髙木佑真、緒方陽人、伊藤皆晴、今井翔葵、田吹凜紗、百﨑達貴、竹林京祐、長篠花帆、伊勢涼、髙木颯真、汐月瑠香、伊勢諒人、長野叶、平野斗愛、前田惟統、平野来夢、阿部嘉来
【境川少年野球部】▽代表=工藤康充▽監督=手嶋康蔵▽コーチ=津福哲児、菅雄輝▽選手=菅大翼(主将)、後藤悠翔、茨木大志、工藤翔太、河野泰嗣、津福郁斗、森永康介、矢野雄大、菅咲翔、帶刀健慎、原田千広、茨木健、大友子虎、大山颯太、二宮勇夢、甲斐龍逢、布尾亜陸