
(4月29日、海地獄)
別府市は30日、令和7年度ゴールデンウイーク(4月26日~5月6日)の入込調査結果の速報値を発表した。
今年は、飛び石連休となり、5月3日以降の後半に観光需要が集中したことから、一部の施設では国内客の動きに弱さがみられたものの、外国人観光客の需要の高さが続き、観光施設の入場客数、宿泊客はともに前年を上回ったと分析。天候は、概ね良かった。
観光施設は、アフリカンサファリ、別府ロープウェイ、城島高原パーク、高崎山自然動物園、ハーモニーランド、別府地獄めぐり、うみたまご、別府ラクテンチ、スギノイパレス、地獄蒸し工房鉄輪、太陽ミュージアム、地獄温泉ミュージアムの12施設が対象。入場客数は、27万2864人で前年同期比2・2%の増加。天候に恵まれたことから、屋外施設の入場者数が特に増加した。
交通機関では、高速道路で乗降車数は16万8400台(前年同期比2・4%増)。船舶(商船三井さんふらわあ、宇和島運輸)は、降客数は1万1370人(同0・7%増)、降車数3971台(同0・5%減)だった。
宿泊施設(36施設)の宿泊客は7万3001人(同9・8%増)。飛び石連休の影響で前半の集客に苦戦をしたが、後半にかけて増加したことや、市内宿泊施設の総客室数が増加していることなどもあり、全体としては前年を上回った。地域別では、北浜・中央地区3万5259人(同1・5%増)、堀田・観海寺地区2万5884人(同32・4%増)、鉄輪・明礬地区3845人(同2・4%減)、その他地区8013人(同3・4%減)となった。