第47回大琳書道会展に162点

故荒金大琳さんの写真や作品も展示している

 臨書創作教育研究協議会、大分県書道学会、大琳書道会は「第47回大琳書道会展」を8日まで、大分県立美術館3階展示室Bで開催している。時間は7日までは午前10時から午後6時、最終日の8日は午前10時から午後4時まで。大分県、県教委、NPO法人大分県芸振、別府市、別府市教委、今日新聞社など後援。
 日ごろから書の歴史や時代背景などを研究している書道団体として、成果の一部としての作品発表の場。展覧会を通して、県民の多くの人に書の分野の幅の広さや奥深さを漢字、書の楽しさや面白さを理解してもらうことが目的。
 幅広い書道作品の研究のみならず、日本および中国の書道史および書の変遷についての研究を行っている同会理事と会員約60人の作品162点を展示している。作品展の入口には、荒金節子・大琳書道会代表の「臨十七帖」が来場者を迎え、荒金代表が書いた解説も一緒に展示されている。
 作品はさまざま。創設者の故・荒金大琳氏(2024年2月22日に急逝、享年76)の作品も展示している。
 別の展示を見に来て立ち寄った北海道からの来場者は興味深そうに時間をかけて見たり、外国人が来場し純粋にアートとして楽しむ姿があった。入場無料。