
最後の実行委員会を開催
別府市制100周年記念事業実行委員会(委員長・長野恭紘別府市長、19人)は、プレを含めて約2年間にわたる事業を終え、最後の総会を開いた。
長野市長が「プレも含めて、約2年にわって皆さんからご意見をいただき、様々な素晴らしいイベントを開催することができました。公募事業も様々に大輪の花を咲かせたと思います。フィナーレにおいても、来てもらった市民が最後まで主役で、多様な発表の場を作れたと思います。レガシーを引継ぎ、これからの101年目からのスタートにどういかしていくかが重要だと思います。最後まで、キタンのないご意見をいただきたい」とあいさつ。
「100年分の『ありがとう』が明日への源泉」をキャッチフレーズに、別府という「作品(アート)」を次の100年に向けてさらに美しい姿へと成長させるため、先人から受け継いだ寛容性を源泉に市民総参加で取り組み、国内外に発信することをコンセプトに、プレ事業3、5年度の主催・共催等冠事業16、6年度記念事業23、主催・共催等冠事業38、市民公募事業33(前期13、後期20)、民間開催の冠事業57が行われた。
事業・決算・監査報告をし、事業終了に伴い実行委員会を解散することを審議、承認した。
委員から「100周年をきっかけに、別府への関心を高められたのではないかと思う」「新たな別府の良さを発見できた。ますます別府に住むのが好きになった」「継続してほしい事業もある」などの意見が出た。
今後は、新たに「別府市制100周年レガシー委員会(仮称)」を設置し、継続事業や意見が出たものの実施にいたっていないものなど、今後、引き継いでいく委員会を設置することに合意した。新たな委員会の委員などは今後決めていく。