
別府市、別府市教育委員会、別府市PTA連合会は、令和7年度第44回人権教育学級の開級式を5日午後2時、市社会福祉会館で行った。
部落差別問題をはじめとした様々な人権問題について正しく認識し、解決に向けて差別のない共生社会の実現を目指すため、保護者一人ひとりがものの見方や考え方、価値観、人との接し方など自己の生き方を問い直し、人権尊重の機運などを育むのが目的。
来年2月まで、全8回行う。
稲生隆教育次長兼図書館共創交流局長(教育長代理)が「人権諸課題の解決に取り組んでいますが、後を絶ちません。まずは大人がしっかりとした知識を身に着け、子どもたちに人権の大切さを伝えることが大切だと思います」とあいさつ。
久保山久美子市P連副会長は「これまで2万7千人以上が学んできました。部落差別をはじめ様々な人権問題を正しく認識し、人権尊重の輪を学校、家庭、社会に広げてほしい」と述べた。
第1回学習会が行われ、今年度の人権課題と実施計画について説明。また、こどもの人権について学習をした。