
令和7年第2回別府市議会定例会が9日午前10時、開会した。会期はきょうから25日までの17日間。
定例会では、市執行部が令和7年度一般会計補正予算の予算関係1件、条例関係7件、その他7件の計15件を上程した。
はじめに長野恭紘別府市長が市制100周年を締めくくるフィナーレイベント、市制100周年記念事業ビーコンプラザ開業30周年記念公演の純烈コンサート、別府市誌の完成、旧山の手中学校の「さよなら見学会」などについてふれた。
令和7年度一般会計補正予算として、7億1400万円の増額とし、補正後の予算額は665億3400万円。主なものとして▽民生費=定額減税補足給付金の不足額給付のための経費を計上▽衛生費=帯状疱疹ワクチンの定期接種化に伴い、65歳以上の人などを対象に実施する接種費用を計上▽観光費=鉄輪地区のオーバーツーリズムによる交通渋滞を緩和するため、有料駐車場を整備するための経費を計上▽教育費=市内小学校に多目的トイレ付屋外トイレを設置し、避難所の生活環境などの改善を図るための経費を計上―と説明した。
条例関係は「別府市職員公務災害等見舞金支給条例の一部改正について」「別府市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について」「別府市布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格に関する条例の一部改正について」なども説明した。
「幼小中学校の給食の完全無償化を求める請願書」が5月27日、別府市議会に提出されており、厚生環境教育委員会に付託されることが決定した。