
優秀作品を表彰した
別府市歯科医師会(西林雄二会長)と別府市教育委員会は、第64回「歯と口の健康図画ポスターコンクール」の表彰式を8日午前10時、市公会堂で行った。
歯と口の健康に大切な歯科衛生の関心を高めるのが目的。今年度は幼稚園、小学校、中学校から計3616点の応募があった。応募作品の中から、別府市長賞1点、市教育長賞1点、市歯科医師会長賞7点、優秀賞28点が選ばれた。
松本英治副会長が「20年前、私が担当理事をしていた時は、大分県は虫歯が全国ワースト2位だった。現在は、学校でのフッ素洗口や保護者、子どもたちの頑張りでかなり良くなりました。歯を描く時は、自分の歯を見て描いたと思います。皆さん、虫歯のない子どもばかりではないかと思います」とあいさつ。
来賓の黒木寿一市小中学校長会長(南立石小学校校長)は「どの作品も、力作ばかりでした。作品づくりを通じて、皆さんや皆さんの回りの人が歯を大切にする生活を送ってくれるように願っています」と述べた。
宮川久寿市学校教育課長と松本副会長が受賞者に表彰状や記念品を手渡した。
この日は、歯の健康相談や歯科技工士体験として歯や入れ歯のストラップ、手形の立体模型作りなども行われた。