大分みらい信金が防犯研修

教えてもらった護身術を
実際にやってみた

 大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)は、3地区に分かれて職員向けの防犯研修を実施した。
 13日午後3時から、本店で支店長や渉外係、女性職員など約50人が参加して行われた。別府警察署生活安全課が講師を務めた。須田真統営業推進部長(執行役員)が「特殊詐欺が増える中で、現場の皆さんは犯罪防止に努めてくれています。お客様の大切な資産等を守るのは当然ですが、自分自身の安全も守るということで研修を開催しています。いざという時に体が動くように、真剣に取り組んでもらいたい」とあいさつ。
 佐藤佑樹生活安全課生活安全主任が最近の犯罪について「いろんな新しい手口が出ています。金融機関の皆さんにも協力してもらいながら、水際で阻止してもらったことは何度もあります。少しでも不審な点があれば声をかけ、警察に通報してもらいたい」と話した。
 また、実際に手を掴まれた時や抱きつかれた時などに手を振りほどく方法などの護身術を伝授。職員は2人1組になって、教えてもらったように自らの身を守るための動きを行った。