神楽女湖しょうぶ園7分咲き

台風にも負けず咲き誇った花しょうぶ
音楽演奏もあり、花を添えた

 奥別府の神楽女湖しょうぶ園が7分咲きとなり、見ごろを迎え、多くの人が訪れている。
 しょうぶ園は、昨年の台風10号によって土砂が流入するなど、大きな被害を受けたが、オープンを楽しみにしている来場者のために、被災直後から花ようぶを育てている畑を苗を傷つけないようにていねいに土砂を取り除いた結果、開園にこぎつけた。
 園内には、白、紫、黄色、ピンクなど80種類約1万5千株の色とりどりの花しょうぶが一面に咲き、訪れた人たちの目を楽しませている。
 21日は午前10時半から「音泉タウン音楽会in神楽女湖しょうぶ園」を開催。サックスカルテット彩、ピチカート・スティール・バンドが出演。サックスカルテット彩は「花は咲く」や「秋桜」など花にちなんだ曲を演奏した。
 訪れた人たちは、涼しい木陰で音楽に耳を傾けたり、花の写真を撮ったりと思い思いの時間を過ごしていた。
 しょうぶ園は7月6日までで、開園時間は、平日は午前8時半から午後6時、土・日曜日は午前8時から午後6時。駐車場料金は、乗用車320円、大型車910円。