
扇山自主防災会(江藤定信会長)は研修会を6月28日午前9時30分、市立鶴見小学校体育館で開催し、約90人が出席した。
江藤会長が「22日に梅雨明けし、これから夏本番。報道では、災害級の猛暑だと言われています。想定外のことが起こるのが、災害。その想定外を想定することが、防災・減災の取組み。これまでの防災訓練のあり方についても考え、今後は非日常を体験する訓練から、日常に潜む危機を察知する訓練をしていく。津波は恐ろしいという気持ちはあっても、正しい知識がないと誤った方向に避難をし、命を危険にさらす。正しい知識を持つことが大切。研修の内容を、皆さん一人ひとりが受け止め、今後も防災に活かしてほしい」とあいさつ。
第1講座の演題は「自助・共助で取り組む防災・減災」で、講師は、鶴成悦久大分大学減災・復興デザイン教育研究センター長兼教授。
第2講座は、金子浩防災士と別府消防署朝日出張所職員3人が、ロープワークを学んだ。
最後に、別府市から参加した中西郁夫防災局次長兼危機管理課長が講評した。