立憲民主党の野田代表が演説

演説する野田代表

 参議院議員選挙で、立憲民主党の野田佳彦代表が吉田忠智候補の応援に訪れ、3日午後5時20分、大分市のトヨタカローラ大分祝祭の広場で演説を行った。
 野田代表は、物価高について「カレーライス物価は4月は33%増。消費者物価の10倍。お米、ジャガイモ、人参、油みんな上がっている。国民食ともいえるカレーがこんなに食料品が高くなることで厳しい状況になっている。値上げラッシュの時に、石破政権は何もやっていない」と指摘。
 「食料品の消費税の税率を0%にするなら、米を含めてまさに家計が助かるのではないか。子どもの笑顔が食事中に見られる世の中を作っていきたい」。ガソリン税について「ガソリン代を下げる手っ取り早い方法は、暫定税率の廃止。道路特定財源として当時の政治判断は間違ってはいなかったと思うが、暫定が51年も続くのはおかしくないですか。こんな時こそ、暫定を元に戻す政治判断をすべき。もっと皆さんの声が届く政治にするためには、参議院を変えていかないといけない」と訴えた。
 吉田候補もマイクを握り「今回の選挙は『生活者(あなた)のミカタ』を訴えています。1つ目は、生活者の味方。2つ目は、労働者の味方。働く人が報われる社会をつくらないといけない。3つ目は、生産者の味方。大分から参議院における事実上の政権交代ののろしをあげていきたい」と話した。